オフィスの椅子の選びかた

オフィスの椅子はどのような基準で選んでいくのがいいのでしょうか?デスクと同じように機能性に加えてオフィスとの調和性を考慮に入れて選ぶことがお勧めです。

背もたれの高さで選ぶ

オフィスの椅子は背もたれの高さで選ぶことができます。背の高いものはハイバックチェア、背の低いものはミドルバックと呼ばれています。更に頭部を支えるためのヘッドレストが付いたものもあります。体に負担をかけないタイプのチェアがお勧めですが、それに加えて低コストであるのが魅力的です。背が高い椅子は体に負担をかけませんが、室内の視野を遮ってしまいますので、その点は考えなくてはなりません。

ロッキングについて

背もたれの部分が後ろに倒れるタイプの椅子をロッキングと呼んでいます。背もたれだけが倒れるタイプのものもありますが、座椅子部分と一緒に倒れるタイプのものもあります。自分のすわり心地に合わせてタイプを選ぶことがお勧めです。ロッキングの強弱を調整することもできます。座り心地はしごとの能率を左右します。

椅子の生地

椅子に用いられている生地にもいろいろなバリエーションがあります。ファブリックタイプは一般的な物です。メッシュタイプは通気性に大変優れています。レザータイプは重厚なイメージを与えてくれますので、重役室や応接室に大変適したものです。本革タイプは更に高級感にあふれたものですが、お手入れが大変な部分もありますので、維持するための費用もあらかじめ考えておかなくてはなりません。

ひじ掛けの種類

椅子に設置するひじ掛けもいろいろなレパートリーがあります。ひじ掛けはリラクゼーション効果がありますので、長時間椅子に座って仕事をする方には必須のものです。デスク環境が狭い場合には、ひじ掛けなしのタイプの方が総合的に機能的となる場合も考えられます。机を幅広く使って仕事をする場合には、椅子の下にキャスターがついていたほうが便利です。どっしりと構えて仕事をする場合にはキャスターなしの椅子が便利です。

まとめ

オフィスに設置する椅子は、機能面とデザイン性の両方を考慮に入れて、選ぶことが必要です。椅子のすわり心地については人の好みがありますので、それを自由に調整することができるタイプのお勧めです。室内との調和性を考えて、デザインを机や室内空間にマッチさせることももちろん考えなくてはなりません。